「転職エージェント経由で紹介してもらった企業に落ちてしまったけれど、どうしてもその企業に再挑戦したい」
「別のエージェントからなら通るのでは?」
と考えているあなたに向けた、再挑戦を徹底的に解説する記事です。
不採用の経緯によって再応募の可否や適切なタイミングは変わりますし、転職エージェントの切り替え方にもポイントや注意点があります。
本記事では再チャレンジができるケースとやめておいたほうが良いケースを整理したうえで、あなたに合った転職エージェントの選び方・避けるべき転職エージェントまで網羅的に解説します。
ユーザーは違うと思ったらすぐ離脱。主張をしっかりと。意図的なものはいらない。どうしたらいいの?に100%丁寧に答える。ユーザーがすぐ行動できるように。
転職エージェント経由で落ちてしまった企業に再度アプローチしてOK
多くの企業は複数回の応募ができ、転職エージェント経由で不採用になった後でもチャンスは残っています。
大切なのは不採用の原因を正しく把握し、企業側にとってプラスになる新情報を添えて再アプローチすることです。
採用担当者が覚えているうちに同じ書類を送り付ければ印象は悪化しますが、スキルを磨いた実績や担当プロジェクトの成功例を示せれば「今回は行けるかも」と判断が変わることも珍しくありません。
つまり、再挑戦の鍵はタイミングと情報更新にあります。
- 求められているスキルを身につけ、経験を深める
- 企業の方針転換や戦略の変更のタイミングを待つ
- アプローチする方法を変える
こういった自分のスキル・経験と企業側の状況を見据えて再アプローチしてみましょう。
ただアプローチの方法は前回落ちてしまった理由によって変わってきます。
詳しく解説します。
落ちてしまった理由によってアプローチ方法が変わる
あなたが企業の選考で落ちてしまった理由はたくさんありますが、転職エージェントを利用した場合には大きく分けて2つに分かれます。
- 企業の人事との選考まで進んだ
- 企業の人事との選考まで進んでいない
実は「選考で落ちてしまった」と言っても企業の選考まで進んでいない可能性があるんです。
それぞれの違いと、企業への再アプローチの方法をご説明します。
1. 企業の人事との選考まで進んだ:時間を開けて再応募
一次面接や最終面接まで進んだうえで不採用になった場合、採用担当者の記憶にあなたが残っている確率は高いです。
そのため再び応募するのであれば少なくとも6か月以上は空けましょう。
ただし「再応募は不可」と求人票や人事の方からの連絡に記載があれば、時間を空けても応募するのは難しいでしょう。
この再応募までの期間にご自身のスキルや経験を増やすことで「前回より戦力が上がった」と示せるため、合格率が大きく改善します。
逆に短期間で再送すると「切実さが欠ける」「前回のフィードバックを理解していない」と判断され、オファーが遠のく点に注意してください。
一方で企業での面接などの選考のステップをせずに転職エージェントから「不採用となった」と伝えられていたのであれば、転職エージェント内の判断で落ちてしまっているかもしれません。
2. 企業の人事との選考まで進んでいない:すぐに再応募も可能
書類選考の前段階、つまり転職エージェント内部の判断で落ちてしまった場合は、企業側はあなたの情報を一切受け取っていません。
このケースでは別のエージェントを介して応募する方法が有効で、時間を空けずに再応募しても問題ありません。
ただし同じレジュメをそのまま渡すのではなく、文章の構成や経歴の強調ポイントを変えることで通過率を高められます。
実は転職エージェントは企業の人事から依頼されて書類審査や求職者の選抜を行っていることがあるんです。
そうすると企業へ応募したけれど、企業側へあなたのことが伝わる前に落ちてしまうということが発生します。
ここで注意しなくてはいけないのが「企業の人事との選考まで進んでいない」と言っても企業側で書類選考をしていたケースです。
あなたが企業の人事の方に会っていなくても、この場合には企業側での選考があったということ。
これは1つめのケースの「企業の人事との選考まで進んだ」に当てはまります。
どのようなステップ、理由で不採用となってしまったかをエージェントに確認してください。
確認したうえで、企業の人事との選考まで進んでいないことがわかったら、自分で企業へ改めて応募することができます。
また別のエージェントに相談するという方法も取れます。
別のエージェントに相談するという戦略
先程の2つめのケースのようにあなたの応募が企業側まで届いておらず、転職エージェントの判断で不採用となってしまったのであれば再び応募するチャンスがあります。
その際に別の転職エージェントへ相談するのはいかがでしょうか。
複数のエージェントに相談しても良い
複数の転職エージェントへ登録・相談しても問題ありません。
各社の得意な業界や職種など領域が違い、あなたへのアドバイスの内容も異なることでしょう。
ただし同じ求人への重複した応募は企業の混乱を招くため厳禁。
もし複数のエージェントから同じ求人を紹介されても「どのエージェント経由で応募するか」を早い段階で決定し、他方のエージェントにはその求人を辞退する旨を伝えるのがマナーです。
エージェントごとに得意な業界・職種・企業が違う
一口に「転職エージェント」と言っても得意な業界や職種、また親密な企業は異なります。
例えばIT専門エージェントはエンジニアやデザイナーに合った企業との関係性を深め求人を取り揃えています。
またあなたの相談に乗るキャリアアドバイザーもIT企業の人事出身である方がいらっしゃることもあります。
エージェントによって得意・不得意が違うことを意識しておいてください。
複数の視点からキャリアを考えるのが大切
キャリアアドバイザーには「企業寄り」と「候補者寄り」の2タイプが存在します。
前者は企業からの要望を強く受けるため求人情報に詳しい一方で、後者は個人のライフプランに寄り添った提案を重視します。
両者をバランス良く利用することで「条件はいいが社風が合わない」「やりがいはあるが年収が低い」といった盲点を補完できます。
ひとつのエージェントだけでは見えにくい長期キャリアの可能性を、多角的なフィードバックで検証しましょう。
複数の転職エージェントに相談するメリットはおわかりいただけましたでしょうか。
それでは実際にどのようにあなたに合うエージェントを探せばよいのか、そのポイントを3つご紹介します。
あなたにピッタリ合うエージェントの探し方の3つのポイント
数多くいる転職エージェントの中から、あなたにピッタリ合ったエージェントをを見つけるには、以下で示す3つの軸をチェックしてください。
- ポイント1:希望している業界・職種が得意
- ポイント2:独自の求人を豊富に持っている
- ポイント3:人として信頼できる
それぞれのポイントを詳しく解説します。
ポイント1:希望している業界・職種が得意
自分が希望している業界・職種に精通していないエージェントは、求人票以上のリアルな情報を提供できません。
つまりあなたが転職エージェントに相談していても、あなたが企業が出している採用情報を見ているのと同じ情報しか持っていないのです。
せっかくキャリア相談のプロである転職エージェントに相談するのですから、プロの視点からアドバイスをしてほしいですよね?
専門性の高い領域では職務の内容やスキルの細かいニュアンスを伝えられるかが合否を分けます。
あなたと企業を仲介する転職エージェントがそのニュアンスを理解しているかをよく確認してください。
ポイント2:独自の求人を豊富に持っている
転職エージェントから紹介される求人は同じようで違うことをご存知ですか?
何が違うのか、それは転職エージェントが求人を持っているかどうかの違い。
具体的には、
- 求人データベースに掲載されている求人
- 企業から直接提供されている独自の求人
の2種類があります。
「求人データベース」というものを転職エージェント業界に詳しくないと初めて聞くのではないでしょうか。
これは各社から出ている求人が一覧になっていて、その求人の情報をあなたに紹介します。
あなたが知っている「〇〇ナビ」の転職エージェントが使うプロ版と思っていただいて構いません。
求人データベースはサービスの利用登録をすれば利用できるもの、つまりそこに掲載されている求人はサービスを利用している転職エージェントなら誰でも閲覧・紹介できます。
そのような求人の企業と転職エージェントの関係は薄く、場合によっては全く関係性が無い場合もあります。
一方で企業から転職エージェントへ直接提供される独自の求人もあります。
人事担当社からの依頼で、採用活動のサポートを行っているケースです。
このケースでは求人データベースとは違い、求人や企業の事業の深いところまで理解しています。
こういった独自の求人を豊富に持っている転職エージェントは企業と太いパイプで繋がっており、あなたにより適切な提案をしてくれる可能性が高いです。
ポイント3:人として信頼できる
あなたを担当するキャリアアドバイザーは転職活動を共に走る伴走者です。
レスポンスの速さ、ネガティブ情報を包み隠さず共有する姿勢、面接後のフィードバックの具体性など、信頼を測る要素は多岐に渡ります。
連絡や面談において短期決着を急かしたり、交渉を渋ったりなど少しでも違和感があれば遠慮なく担当を代えてもらうよう依頼したり、他の転職エージェントへ相談したりといった対策をしてください。
あなたにピッタリ合った転職エージェントの探し方のポイントをご紹介しました。
その反対に避けるべき転職エージェントについてもご紹介します。
避けたほうが良いエージェント3選
残念ながらすべての転職エージェントが優良とは限らず、中には紹介手数料を重視して「とりあえず内定を取らせる」ことに注力する転職エージェントも存在します。
ここでは避けるべきポイントを3つに整理し、転職エージェント選びに失敗しないための注意事項を解説します。
あなたのキャリアプランに沿わない実績
「営業職の内定率は高いがクリエイティブ職の紹介実績がほぼゼロ」など、自分のキャリアプランやスキルセットと合わない転職エージェントは避けましょう。
実績は公式サイトの転職成功事例や担当者のSNSで確認できます。
合わない領域で無理に応募すると無理に内定を取らせる数合わせ要員にされかねません。
独自の求人を持っていない
求人データベースに掲載されている求人だけを扱っている転職エージェントは情報の鮮度が低かったり面接対策が浅かったりします。
一方で自社で企業と直接契約を結んでおり、独自の求人を持っている転職エージェントもいます。
これらの違いは企業との関係性の深さの違いです。
独自の求人を持っている転職エージェントは企業の内部事情や採用背景をより詳しく把握しており、あなたに合った求人を紹介してくれる可能性が高いです。
面談の際に「この求人の企業とはどのような関係性がありますか?」といった質問をして、求人の独自性を確認してみてください。
曖昧な回答しか返ってこない場合は、求人データベースからの転用である可能性が高いと判断できます。
人として信頼できない
面談でプライベートな事情を根掘り葉掘り聞き出す割りに企業の情報は開示しない、連絡がルーズなど人間的な誠実さに欠ける転職エージェントは要注意です。
さらに「今週中に内定を取らないと求人がなくなる」と不安をあおるのも典型的な要注意のサインです。
企業とのスケジュール調整を行うのも転職エージェントの仕事のひとつ。
少しでも不快感を覚えたら早期に他の転職エージェントへ乗り換えましょう。
まとめ
エージェント経由の不採用は決して終点ではなく改善のスタートラインです。
なぜ不採用になってしまったのかを分析し、改めて応募するのかどうかを見極めてください。